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山上 紘山

【書】紘山の「霜降」


「霜を着て風を敷寝の捨子哉」この俳句は延宝5年、松尾芭蕉34歳の作。

この年、宗匠としてプロの俳諧師となるのであるが、「きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかもねむ」古今集の歌からとった、パロディ−句とも思われる。

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