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【コラム】寒露の室礼

  • 山上 絹代
  • 2018年10月7日
  • 読了時間: 1分

 旧暦の9月上旬頃、新暦10月8日、9日頃を 『寒露』 といい、この頃になると、野草に宿る冷たい露が霜に変わります。

 台風による長雨が明け、秋晴れの日が続くようになるころ、野山は晩秋の彩りを濃くし朝晩に寒さを感じます。「秋の日はつるべ落とし」 という言葉も、日が短くなり、太陽があっという間に沈んでしまうことから言います。

 「山装う(やまよそおう)」 という言の葉も、山の紅葉(こうよう)が寒さで色付き始める様を指します。

 そこで、「寒露の室礼」は、山の紅葉を梅もどきで表わし、籠に活けます。

 籠はインドネシアのロンボク島の籠を使い、地震や津波で大変だった島に想いを寄せて、しつらえました。

 活けた花は梅もどき。オレンジ色の実が秋の紅葉を表わし、器の中のビー玉を寒露の露に見立てまた。

 これから来る冬に想いを馳せて。

 ロンボクの丸い籠は月にも見立てられ、梅もどきの下に兎をちょこんと置いて十三夜の月と兎に仕上げました。

 あなたの寒露の室礼は、なにを使い、なにを祈るのでしょうか?10月の寒露と月のテーマを自分なりに表現してみましょう。

【室礼(しつらい)とは、3つの調和で成り立つ】

1)いつ?季節(二十四節季)

2)どこで?(家、仕事場)

3)何を誰のために祈るか?(自分の家族、友人、お客様)

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