山上 絹代2017年7月3日読了時間: 2分【コラム】半夏生の室礼夏至を3つに分けた最後の三分の一の期間を半夏生と呼びます。 夏至から数えて11日目(7月2日)から七夕(7月7日)までの5日間のことです。 ここで少し付け加えると、二十四節気をもう少し細かくわけた雑節というものがありますが、節分や土用などは雑節になります。...
山上 絹代2017年6月20日読了時間: 2分【コラム】夏至の室礼「夏に至る」とは、文字どおり「これから本格的な夏が始まるということ」であり、 一年で最も最も昼の時間が長く夜が短いころのこと。 秋の夜長に対して、夏の夜は「短夜」と呼ばれ、短く、開けやすく、 夏至と冬至では夜の長さが5時間もちがうそうです。 四季の中でも、この時期は梅雨。...
山上 絹代2017年6月8日読了時間: 2分【コラム】入梅のコラムは大祓の意味に触れ「心のお湿りを楽しむ。」 立春から数えて136日目、芒種から5日目を『入梅』として、 この日から約一ヶ月が、「梅雨」となります。 日本の四季に欠かせない大切な季節。 雨が多ければ、確かに不便だったり、身体がだるかったり、 暗いイメージの梅雨ですが、年を取ると少しだけ、...
山上 絹代2017年6月1日読了時間: 3分【コラム】「衣替え」「芒種」の室礼「衣替え」「芒種」 六月一日、制服のある学校や企業などでは、衣替えを行います。 私は毎年この日の室礼に、紫陽花(あじさい)使って 「衣替え」の見立てをします。 さてその意味は? 紫陽花は土の成分によって花の色が変わります。 花言葉も「心がわり」です。...
山上 絹代2017年3月1日読了時間: 2分【コラム】ひなまつりの室礼やっと雪も溶け、日中の日差しが柔らかく春の兆しを感じる善光寺表参道です。 十二天のショーウィンドウには、東京ではすでに姿を消されたお雛様が設えています。 長野は旧暦のお雛様なので、一ヶ月遅く四月三日まで飾ります。地方は旧暦で行事や室礼が執り行われるので一ヶ月遅れます。 ...
山上 絹代2017年2月1日読了時間: 2分【コラム】善光寺表参道に春が来るぎゃらりー十二天の『節分と立春の室礼』 冬から春への季節のわかれめを節分といいます。 『せちわかれ』ともいい、かっては立夏、立秋、立冬とありましたが、室町時代からは立春の節分行事のみ残りました。 豆まきは遣唐使によって、中国からもたらされ、宮中儀式が民間に広がりました。 ...
山上 絹代2016年9月14日読了時間: 2分【コラム】「お変わりないですか」いつも使ってきた言葉を最近使わなくなってきたことに気づく。 やはり情報がメールやFecebookなどで手に入るからなのか、 ニューヨークにいる娘とは毎週 Line で話している。 手紙を書くことも随分と減った。 この挨拶には様々な意味が含まれている。...